クワズイモデザインルーム







ぼくらの家ができてから

夫婦対談「クワズイモのくらし」


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1カ月ほど、早朝から深夜までの仕事まっし〜んになっておりました。寝てる間も食事の間も、お風呂入ってる間も、本当にずっと「次にすべき事」を考えていましたので、ちょっとした非常事態でありました。

一応解放!・・・されたと思ったら、ダウン。体というか気持ちが。

次の仕事も列をなして待っているのですが、どうにもこうにも気持ちが取りかかれない。体だけで生きてるんじゃないんですねえ。体と気持ちがセットになって「さあ、今日も一日がんばりましょうー!」って、そーゆーことなんですねえ。

ということで、気持ちの方もずいぶん次の仕事への準備ができたようです。がんばるぞ。

激務の中、フリーの同業者から電話が。

「ちょっと!今、岩田屋の定番コレクションに並んでるんだけど、麻布昇月堂の一枚流しあんみつ羊かんいる?ひとり2箱まで買えるんよ!」

今、水曜の朝10時。アホかーーー!!! 「・・・いる。買っといて」

この仕事、忙しいときとそうでないときの差がハゲシイのだ。それはもちろんわかっておるのだが・・・。のんきだなコイツ・・・。

後日、大量の保冷剤とともにいただきました。

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いそいそ。 岸朝子先生も大絶賛だそうよ。

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うはっ!!

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うまっ!!

あんこ、えらいぞ!!ひれふすぞ!!!

2008年06月11日

ほぼ1カ月続いたカンヅメ状態がちょっと一息。昨日の夜から今日のお昼はひさしぶりにのんびりしました。また、今日の午後から始まります。なにが?なにかが。てか仕事が。

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ほいあん堂のお菓子をデスクにおいてちょびっとづついただいています。これはきなこ飴。今度の土日に休めたら、ちょっと遠出したいものですなあ。

2008年06月06日

できるうちにやっとけ、ということなのかわからんが、何日も早朝から深夜まで仕事詰めなり。週末もずっとだ。見かねて、夫がケーキを買ってきてくれた。うれじいだよー…。ハカタ・パティスリー・プロバンスの果物たっぷりロールケーキだ。宝石のよう。まだまだ続くぞ。がんばるのだ。

2007年9月15日、唐津で1泊。

唐津といえば、大学時代、地下鉄でするっと何度も行きました。特に目的もなく、観光というよりは海を見に?それも百道ですむやん…。今回は唐津をきちんと観光しようぜと、いろいろ調べてでかけました。

油山を9時半頃バスで出て西新で下車。直行があるんですねえ。10時半頃、西新から地下鉄に乗りました。

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地下鉄は姪浜駅から筑肥線につながっていて、地上に出ます。この暗さと明るさのギャップが、なんか旅感。唐津に行くならやっぱり電車ですなあ…。ちなみにウチは、基本的に晴れ夫婦。親もそうなのだ。家系とかあるのか?夏の名残という感じで快晴、そして暑い。

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やほう!海が見えてきた!というあたりで、車体自体がぐぐっとナナメになってカーブを描く。糸島を過ぎて、唐津。1時間弱で着くのだ。

11時半、唐津駅で下車。まずは商店街の中にある「川島豆腐」に向かいます。駅からはぶらっと歩いて5分ほど。商店街の中は唐津焼きのお店がいっぱいある。

12時。「川島豆腐」は超有名店なのだ。店先で軽くお買い物したことはあったけど、奥で食事をいただくのは初めて。だって予約制な上に、朝と昼だけの営業なのだ。豆腐だからかな。

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ところで私は大のお豆好き。毎食2〜3種類の豆製品を食べてしまう。だからこの「川島豆腐」も全面的にとっても楽しみでした。頼んだのは1575円のコースで、本当に豆腐づくしでうは〜。

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豆乳をくいっと飲んだら、ざる豆腐とおから炒り。ざる豆腐は目の前にどーんと大きな陶器に網あげされていて、その姿がすでにすごく美しいのだが、おばちゃんがそこからウマイ豆腐をつるっと器についでくれる。おかわりもどうぞと言ってくださる。おからはすごくしっとりしていて、ちょっと苦手といっていた夫も美味いと言う。私は当然大大大好物。

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厚揚げ。なんと揚げたて。美味い。カドがピンとはって、ガワがかりっと中はとろっと。そして衝撃だがこれもおかわりどうぞと言われて、ふにゃふにゃになりながらお願いしてしまう。

これにみそ汁、うずみ豆腐、香の物、デザートと続きますが、お腹もやさしくいっぱいになる。

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ああ、なのにとうふソフトクリーム。ほわむわっと美味い。

唐津といえば、「唐津に来ています。かわいいですね」。フイルムがすりきれんばかりのあのCM「宮田の老舗」。唐津ではいろんな和菓子屋さんが松露饅頭を出しています。夫が食べ比べたいと言うので、「大原」と「宮田」で二つ売りなどをちまちまと買い込みました。ああ、にっこにこだよ。

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1時過ぎ。のんきにぶらぶら歩く。これは「旧唐津銀行本店」

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「うなぎ竹屋」は明治創業で、木造3階建ての建物は登録有形文化財に指定されてるのだ。うなぎのにおいもたまらないし、美しい建物。お腹一杯だというのにむぐぐと入りそうになりましたよ…。

2時。タクシーをひろって念願の「隆太窯」へ。駅から住宅街へ、そして畑が広がる市街地へ。10分くらいかな…。

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何も言うまい。

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深い知識はございませんが、深く堪能することはできます。静かなところで静かにしていましょう。

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来てよかったな。また来たいな。 すてきなところでした。

帰りもタクシーに来てもらいます。待ってる間に松露饅頭食べ比べ。

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…バカだねこいつら。

3時半。駅周辺から歩いて唐津湾の方へ。大名小路を過ぎて「時の太鼓」で右に曲がれば唐津城。だが突然の夕立で、そこを左に曲がってすぐの「カフェエルスター」に入る。

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ゆったりした空間に、カップとお豆がたくさん並ぶ。しかしそこは都会のおされクールカフェとはちがい、町の人たちがのんびり集まっている。やさしい雰囲気。この後あの!お宿にチェックインなので、どう考えてもお腹はセーブで、というのが最低条件なのだが、入り口に「木の実のタルト」的なことが書いてあってKOだ。すてきなキーワードが二つも入っている。そう、木の実とタルト。ヨワイなあ〜。コーヒーもとても美味しい。雨とクーラーで冷えた体にじわっとあたたかい。

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珈琲を飲んでいるあいだに雨が上がったのはいいけど、かなり蒸し暑い。あじじ。服がびっとりと体に張り付いている。

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4時を過ぎ、唐津城を過ぎてのんびりと舞鶴橋を渡る。ここからは宝当神社で全国的にも有名な高島が真正面から見える。どーんときれいな台形の島。御利益がありそうに見えなくもない。

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橋を渡ってから歩いて、住宅街の中に「洋々閣」を発見、到着です。いやいやいや。あこがれのお宿。

私が宿を選ぶ基準は、食事・建物・紙もの。食事は出迎えから夕食・朝食、宿で売っているものまで含めて。建物は、古くて清潔でかっこよくて遊びのある空間。特に木造・和空間を求めています。そして紙もの。パンフレット、アメニティ、とにかく宿が選んでそこに置くことを許している様々な備品がいかにスタイリッシュで魅力的か。これは私の職業柄でしょうか。

「洋々閣」は、食事、建物、そして隆太窯の作品を扱っているという点で、3条件をあっさりクリア。私たちが宿泊したときは、中里隆氏の次女花子氏の展示会も開催されていて、しごく満足、満喫。

部屋に落ち着くと、嵐が来た。外にいるときの嵐はいやだけど、今夜泊まるところに身を寄せて迎える嵐というのは、今いるところのあたたかさを実感できて好き。

お風呂をいただいて食事。待っていました。唐津なので、海の幸ということになるけど、そのまま、というのはお造りくらいで、しっかり気と手を入れた料理が並びます。器は隆太窯のものが多く使われていて、食べたり飲んだり眺めたりで、忙しいけれどいろいろに満たされていきます。

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洋々閣と言えばあら料理ですが、季節が早いということで、煮物は鯛。しかしこれがもう、永遠にこの魚むしっていたいぜ、というくらいの美味さ。粋で元気な仲居さんに「よくできました!」の太鼓判をいただくほど骨だけになってしまいました。

ウチの実家は、魚料理があまり出なかったので、そういうものをきちんと食べることがとても苦手でした。夫は、小さい頃から魚をたくさん食べて育ったので、きれいに食べてしまいます。私は家で魚をするときも、自分の食べ方が恥ずかしくて先に流しに持っていったりしていました。でも、美味しいなと思いながら、ここもあそこもと魚をむしっていると、ちゃんと食べることができるんだな、と気が付いてからは、苦手意識はなくなりました。

美味しかった!

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朝起きてまた美味しい朝食がならびます。朝食をいただくのは朝食どころですが、朝日がたっぷり入って美しい庭を眺める、まさに朝食をいただくためにあるよう。目覚めます。

大正元年に改築されたという建物。大きな流れに沿いながら、続けていくために少しずつ手を入れて今を生きている、そういう美しい建物です。

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渡り廊下の木の手すり。見に来て良かった…。

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建物をたっぷり堪能したので、いつもより遅めの10時にチェックアウト。今日は快晴!!!なのだけど、かなり暑い。あづい、という感じ、すごく蒸し暑い。

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長い石段を登って唐津城へ。お城のてっぺんまでずっと階段なのだけど、途中小さな窓から入る海風を頼らんとたまりませんな、というくらいあづい。売店でアイスを買って食べる。

宿で案内された「旧高取邸」が近いので、行ってみようと楽しみにしていたのだけど、入り口で今しがた出てきた人が「外は涼しいねっ!!」と「ぷはーっ」と息をついている。・・・。どんだけ暑いのか、旧高取邸。恐れをなして、さらに少し歩いた先の河村美術館に(涼みに)落ち着く。また来るよ、高取さんち。

お昼は「レストラン充」。ランチに美味しく洋食でも、という感じのさわやかなお店。地元の人が多いよう。となりの「西ノ門館」でも器を眺める。唐津ではどこでも土の器を眺められる。

電車で少し戻って和多田駅で降りる。蒸し暑いと思っていたらやはり夕立。まずは「大原老舗和多田店」へ。また松露饅頭、とおっしゃるあなた、ここはちがうのですよあれですよ、なんとできたての松露饅頭が食べられるのですよ!ヨワイな〜、「焼きたて」。

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雨に降られてもめげないその先には、こんな職人技。これ、見に行ってもらわないことには伝わらないのですけど、あの松露饅頭のガワってこんなやって作ってんだ!あつあつの松露饅頭ってこんなに別物なんだ!

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感涙。

何軒か歩いて、「茶房立花」で甘味をいただいて旅を終わる。

夕立にやられたり、べっとりとT シャツが肌に吸いつく心地悪さだったのだけど、これが思い出すとなんか甘い。唐津は、夫と私にとって、なにやら甘い、大好きな場所なのだ。

先週の土曜日には、飲みの集まりがありました。私が初めて就職した会社の、辞めた人たちの会。あ、ひとり辞めてない。

なんせ10年以上も前に辞めたんだけど、大体年に2回くらいかな。どこかからか号令がかかり、その時に来られる人がのっそのっそと集まって、大人数だったり少人数だったり。市外のみならず、県外から来るという猛者もいる。

ゆるゆると酒の瓶が空き、私は大体いつも記憶がない。先週はそれもあんまりと、正気を保って帰路に着いた。今は仕事のつながりもないので、各人の今の状況を陽気にたずねる。警戒、てらい、見栄、ハッタリ、そういうものの出番がない。「気がおけない」って多分こんな状態。むしろ心配かけてるかな。大先輩が大半なので、甘えてしまう。

それぞれに悲喜などをこもごもと。

2008年1月15日の報連相でお伝えした座談会の様子が「はかた版元新聞」になりました!福岡のブックデザインについて語るというテーマで、グラフィックデザイナー、編集者、書店員、版元営業、のみなさんが集まって、やんややんや。モツ鍋をつつきながら盛り上がりました。このペーパーは、福岡の出版社が12社で合同編集しています。私も折に触れ手にとっていますが、読み応えのある小冊子ですよ。

本屋さんの店頭などに置いてあります。福岡の出版の世界へおいでませ。

昨日はマキハウスで打ち合わせしました。『新築を超えるマンションリフォーム』の増刷の話でっす!

もうすぐ発刊一年だけど、そろそろ在庫が心もとないってことで、編集のぴのこ氏の号令の元、集まった。これはすごいぞ。なにしろAmazonでも「リフォーム」で1位とかになってるというじゃないですか。わはは。

設計士のO氏と、ライターの野田先輩と、ぴのこ氏とおいらで再会をヨロコんだ。O氏は少年風にはじけていてすごい元気で、遠方からの本の問い合わせや、本を読んで来たという新規のお客さんの多さをきゃぴきゃぴと語っておられた。そう、心をこめて作った本が、確かに人に届いているというヨロコビ。留保なく嬉しい。

そうは言っても、現実また本の印刷に向けてリアルにシビアなこつこつ作業が始まるってことだ。こまかい話とおおまかな話をつめてさわやかに解散。春の雨がさわさわと降っていてめんどうなのだけど、心は晴れやか。

昨日は久し振りにクライアントのところへ打ち合わせに行ってきました。

私はフリーのデザイナーという立場で仕事をしているので、多くの仕事は〈(1)クライアント〉→〈(2)広告代理店、編集プロダクション、出版社など〉→〈(3)デザイナー〉という流れで仕事を受けています。なので、打ち合わせをするのは(2)の方々です。

しかし、今作っているパンフレットの撮影のためにロケーションハンティングが必要になり、(2)の担当者とカメラマンといっしょにクライアントのところへ行って来たというわけなのです。

いつも思うのだけど、仕事をもともと発生させた人の顔を見るのはすんごい大事なのだなあ…。クライアントしかり、著者の方しかり。あいだに入っている人と何度打ち合わせしても見えてこなかったことが、するっと見えてきたりする。当たり前といえば当たり前なのだけど。

それでも、メールと電話で打ち合わせから納品まで全部終わってしまう昨今だし忙しいし、そもそも毎回デザイナーがクライアントへ打ち合わせに行くなんてありえんしうんぬん、と毎日を過ごしてしまうことがほとんどなのですけれどもね。

8時半、油山を出発、高速に乗らずにゆっくりとドライブ。ブ〜。メンバーは、夫とその友人2人、そしておいら!

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10時半、朝倉はお約束の三連水車に到着。お約束ですが、福岡県民ですが、初めて来ました。各自が水車に関するいろんな疑問を抱いたが、それぞれにその疑問をゆるくスルー。

隣には「藤井養蜂場」。ハチミツの工場とショップがあります。最近蜂に刺されて恐怖症の夫をひきずって蜂の研究をしようと思ったのだけど、どちらかというと蜂の思い出館という感じで、刺されたときの対処法などはどこにも書いてない。

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世界と日本のハチミツを片っ端から味見。んまいな〜。写真はほんの一部で、いろいろある。クコの実、なたね、ダッタン、ローズマリー、生姜…。国産ものの品揃えもすごいけど、世界各国のいろんなハチミツのテイスティングが楽しい。コーヒーとそばのハチミツを購入しました。ものすごくクセのある味。

はちみつは、ミネラルがたっぷりで、精製糖と比べ低カロリーです。おいらは料理にがんがん使います。特に甘露煮とか煮豆など、たっぷり砂糖を使う料理には、いろんな種類の砂糖を少しづつ入れて風味を効かせるので、ついつい買い込んでしまいます。旅先では珍しいものが結構こっそり売ってある。

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みんなで「ハチミツソフト」と、「はちみつばっかりまんじゅう」というのをむさぼり食う。まんじゅうはとてもしっとりして美味い。ソフトも、はちみつを月代わりで使って作るこだわりっぷり。すこーし色がついて優しい甘み。

今回の旅は、ずっと前から行きたかったお店を訪ねる旅なのだ。

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その1、お昼は超有名店「吉井十八」へ。まず完全予約制「東京エックス」のトンカツ一枚を4人で分けて食う。やらかい…。これに慣れると他では食えなくなるだろうなあというドリームトンカツ。他のテーブルでは、老夫婦がトンカツ各一枚に、フツーに鍋食ってたんで、そのおかしい組み合わせを見ても、トンカツはマストだということがわかる。おいらたち、男子3名女子1名で、トンカツ1枚と鴨のすき焼き(2人前)を食う。老夫婦に完敗だ。(この後いろいろ食うためだけどさ)

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「吉井十八」、メニューが異常に豊富な店でした。肉も酒も鍋も種類がものすごく多くて、メニューのページ数がハゲシイ。忙しそうなお店だけど、ご主人もいい感じで、前評判通りの大満足でした。

とっても行ってみたかった店その2! 13時半、十八から車ですぐの「シェ・サガラ」。デニッシュ系のパンでは日本でもトップクラスの有名な職人さんのお店なのです。手の込んだケーキみたいなパンがいっぱいで、全部買ってしまいたくなって、どうにかなりそう。木の実や黒いハードパンも、ワインに合いそうなオトナのパン・サンドイッチもずらり。

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全員、お買上げ&イートイン。すると、きちんとあっためてくれるのですよ、コレが。ワタシ、こういうのに弱い…。焼きたての最高の状態をきちんと食べてもらおうという姿勢。しかも、スイートデニッシュ系は適当にあっためると、トッピングが焦げたり溶けたりするのだけど、そういうヘマは当然なくて、丁寧なお仕事。ちょっとパンをほおばれるイートインスペースから耳納連山の山影を遠くに眺めながら、あっつあつだよ…。

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とっても行ってみたかった店その3! 2時過ぎ、「リバーワイルドハムファクトリー」。絶対ここじゃないだろうみたいな変な道を突っ切って、突如開けた川岸に発見、到着。あ、リバーワイルドってことね。

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若い人(って同年代だが)がやってる燻製のお店。店構えもワイルド男子がおしゃれにハードに設計した感じです。BGMは布袋。…。いつもなのか?ショーケースやディスプレイもライブハウスのバーカウンターみたいな場末感を表現しつつ、きちんと清潔。お試してんこ盛りみたいなセットを注文して、いろいろ食べてみる。

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土蔵や水路が残る吉井町

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その雰囲気を存分に楽しめる古道具の町として人気なのです。地味に確実にいい町だなあ。平日でなおかつじわっと暑さの残る日だったので、とても静かでのんびりサイコー。観光会館「土蔵」に車を停めて、散策開始。ぼやっと町を眺めて、ぼやっと写真を撮って、ぼやっと店をひやかして、うっかりおやつにお買い物…。てへ!

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和菓子屋「ひた屋福富」の店先。

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抹茶かき氷に抹茶わらびもちとあんこと練乳が乗ってるつうから、そんなん反則だぜ〜、とお店に入る。美味いに決まってるよね!奥には意外と落ち着けるスペースがある。それにしても甘いもの好きの男子たちは、何度おやつタイムとってもノリノリでいいね。こっちのテンションピークなのに、よく見ると元気なくなってる仲間を見るのは切ないもんね。

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とっても行ってみたかった店その4!

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「古道具 四月の魚」。ここですよ。今まで何度定休日にフラれたか。古道具をアートに演出する名店ですよ。ひとつひとつを味わい尽くしました…。ここではオーナーが作ったワイヤーアートをひとつ購入。持ち帰ってどんなふうにウチ色に染めようか、考えるだけでわくわくするような、広がりのある作品だ。最近、ワタクシメが出かける先にかならず足跡を残しておられる小坂章子さんがまたここにも。『徒然印度』(書肆侃侃房)がレジ前にそっとなじんでいる。

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福銀も土蔵で。

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薬屋さんマジなじむ。

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水路のある町というのはなぜのんびりしているのだろう。

旅の締めくくりには道の駅に行かずにはおれんのだ、私は。今回は「道の駅原鶴」。もう閉まりかけであまりなにもないのだけど、行かずにはおれんのだ、私は。なぜだろうもしや前世道の駅?

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ところで、腹が減ったので(どんだけ)夕食。吉井町の「トニーズカフェ」が貸切でフラれましたので、(ショック、これでまた来るぞ吉井町見てろよ吉井町)、途方に暮れる。もともとこのメンバーは「各国料理の会」と言って、とにかく日本料理以外の食事どころへ行って飲み食いするというコンセプトで集まっているので、散々考えたあげく、腹減りをぐっとガマンしつつ、春日まで戻って、「フォーバック」でがっつりベトナムの夜。

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半熟卵と季節野菜のフォー。美味いなー。また来るね、ここは。明日来るね、勢いで。よっく考えたらもろもろで約1年ぶりに酒を飲む。ハゲシク美味いし、切なく暑いし、過ぎゆく夏の一日でした。

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そして「四月の魚」で購入したワイヤーアートがウチの景色に仲間入り。

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