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夫婦対談「クワズイモのくらし」

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私は、2006年8月1日、第一子を妊娠9週で繋留流産、2007年8月13日、第二子を子宮内胎児死亡のため妊娠34週で死産しました。泣き声をあげることのなかった子どもに、もう一度会う旅を続けています。

2016年12月14日

次の8月で、小夏を亡くして10年になる。 まだ、旅は続いている。

3年半前に胞状奇胎と診断されてから1年後の2013年から、小夏を探す旅を再開した。2014年の春に、馴染みの大学病院をまた訪ねた。それから毎月、卵と子宮内膜の状態をチェックしてもらっている。

私の卵は、42を過ぎても毎月元気だ。「今にも妊娠しそうな感じがするんですけどね」と、先生は言う。高温層もはっきりしていて、月経もほぼ28日周期だ。内膜の厚みが多少物足りない月は注射を受ける。2016年の春からデュファストンの服用を始めた。それ以上の治療はない。後はタイミングのみ。通っている大学病院で人工的な処置を行っていないということもあったし、タイミングのみであとは天に任せるという夫婦間の前提がある。

私は、毎月、小夏と待ち合わせをしている。いつももう少しのところで会えない。小さな邪魔が入るのだ。突然の用事ができたり。ちょっと風邪を引いてしまったり。出かける前に忘れ物をして取りに戻ったら時間に間に合わなかったり。約束の場所に行ったけど、お互い大事なときによそを見ていてすれ違ったり。

でも、来月がある。多分、近いうちに会える。